転倒 モーメント。 擁壁の安定モーメントはどうやって算定する?

この荷重と、支点までの距離を乗じた値が安定モーメント。

さらに、もう少し後の時刻 t2 において 3 階床に最大の地震力 P2 が作用することが分かりました(こういうふうに最大値の発生時刻がずれるのは「高次モードの影響」として説明されるのですが、詳しい内容については省略します)。

このような時のクレーンのつり上げ能力は、上部旋回体の向きよって著しく異なるため、機体の転倒を招く恐れがある。

転倒モーメントと安定モーメントは下記の関係があります。

6mのものばかりでした。

当然、この「過大な浮き上がり」とはどういうものなのか、が問題になります(この本では「今後の課題」とされている)が、私が見聞きしている範囲では、 一次設計(中地震時)において基礎の浮き上がりがないように設計しておけば、大地震時に建物の転倒が生じるようなことはないと考えられる(あるいは、そのように考えてもよい)。

架構を静定構造かどうかを見極めるには公式を使います。

具体的にどうしたのかというと、 多くのサンプル建物の動的解析結果から、それらの各階に作用する地震力の 最大値を抽出し、それを簡便な式にまとめて Ai とした のですが、ここで大事なのは「各階の力が 同時に最大値に達するわけではない」ということです。

詳細な検討方法は、下記の記事が参考になります。

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